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平成30年度 管内人権学習会

  • hyogo2
  • 2019年3月13日
  • 読了時間: 2分

平成31年2月26日(火)、篠山市内において人権学習会を開催しました。

篠山市の人権啓発推進委員と人権・同和教育研究協議会研究員のお二人にガイドをお願いし、40分程度の座学のあと、話を伺いながら参加者31名が篠山市内の人権史跡を巡りました。

まずは、岡屋の渡瀬橋河原にある刑場跡(江戸時代に一揆の首謀者や罪人が処刑された場所)を訪れました。護岸工事できれいに整備された一角に、供養塔と地蔵尊が祀られています。

日頃は地域の方々が掃除や供花、供養をなさっているとのことです。

参加者全員で供養の諷経を勤めました。

続いて、篠山小学校敷地内にある民族学校跡(戦後の在日朝鮮人のための学校跡)、酒造記念館前の大対勇三郎翁碑(戦後、被差別部落の人たちに酒造出稼ぎの門戸を開いた酒造会社の杜氏)などを訪れ、話を伺いました。

(左の写真は酒造記念館前にて)

次に、篠山市二ノ坪にある柿の木地蔵へ。

元和7年(1621)、干ばつで作物が採れない中、唯一豊作となり住民の命を繋いだ柿に年貢をかけようとした藩に対して強訴して処刑された庄屋たち9名の供養塔として建立された地蔵尊の前で、供養の諷経を勤めました。

毎年、地蔵盆には近くの寺院の住職と地域の方々がご供養されているとのことです。

最後に、篠山市大渕にあるマリア観音を訪れました。慶長18年(1613)のキリシタン禁制後、「子安観音」「子育て観音」として永きにわたり信仰されてきたとのことです。

地域に伝わる史跡を巡り、身近な歴史を改めて知る学習会となりました。

 
 
 
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